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マンション・一戸建て なんでも比較
どちらがお得?
価格面のみをクローズアップした場合、マンションの方が割安感が強いのが現状。
しかし、一戸建てが土地を専有するのに対して、集合住宅は一定の土地を総戸数で共有しているため、価格に差が生じるのは当然といえます。
土地にこだわる方は一戸建てを、土地よりも居住スペースに重点を置く方や購入時の初期費用を少しでも抑えたい方にはマンションをおすすめします。
相場比較
物件・土地相場は立地に左右されるもの。関西不動産販売ではこれまでの実績をもとに、取扱エリア全域の価格相場を平均化するといくらになるのか、独自に調査いたしました。あくまで目安ですが、中古・新築マンション、中古・新築一戸建てと種類に応じてどの程度価格が異なるのかを、以下よりご確認ください。
- マンション(約60u、駅歩10分以内、南向きを基準に比較)
- 中古マンション・・・1,700万円(昭和50年代後半の物件)
- 新築マンション・・・3,600万円
- ※マンションの立地条件と建物管理の良し悪し、また周辺環境により資産価値は異なってきます。大阪ではマンションが昭和50年代に最も多く建ちました。昭和60〜62年は売れ行きが悪い時期でしたが63年バブル直前より急激な値上がりを初めて平成3年の明らかなバブル崩壊を迎えた間の物件は乱高下に巻き込まれました。築後10年〜15年の一般的に希望される時期の中古物件は極端に数が少なく、また、仕様も中途半端な物件が多いようです。中古物件の相場は一旦出来上がるとあまり値落ちしないなどの利点はあります。
- 一戸建て
- 中古一戸建て・・・・2,500万円
- 新築一戸建て・・・・4,300万円
- ※一般的に木造の一戸建ては、築後約30年で中古市場での建物価値はほとんどなくなってしまいます。耐震補強工事やリフォームの内容次第では建物価値の維持や向上もあり得ます。また、土地価格の動向によって資産価値を考えて購入される方もいらっしゃいます。
ローン比較
では、実際にご家庭の家計収支と照らし合わせながら、住宅ローンシミュレーションを行ってみましょう。
借り入れ希望金額から、月々返済可能額から、年収をベースに借り入れ可能額を計算と、ご都合に応じてシミュレーション方法をお選びいただけます。
>> 住宅ローンの計算
どちらが快適?
マンションと一戸建て、どちらが快適に住めるか?この答えは、ご家族ごとの重視されるポイントにより異なります。
以下にマンション、一戸建て、それぞれの住み心地におけるメリットを掲載しました。
ご自身がいずれのタイプにあてはまるのかをご確認ください。
マンション快適派
以下のようなご要望をお持ちの方は、マンション暮らしに向いているのでは?
- セキュリティーを重視する
- 玄関ドアキーひとつで戸締りOK!オートロックシステムの導入も有りますが、古くても監視カメラの設置が進んでいます。小さい子どもやお年寄りと同居しているため、住居には何よりも"安心感"を求める。
住居内に広い公園を設けているところも多く、子どもを安心して遊ばせることができるのも魅力。
- 保温性に優れた構造で快適生活
- 文字通りコンクリートで専有部分が覆われていますので保温・防音効果に優れた構造なのでエネルギー効率が良く光熱費が安い。
- ワンフロアーでの生活の利便性
- 室内に余分な階段が無く、ワンフロアーで生活出来る為、高齢者にもやさしい。
- 多彩な共有スペースに魅力を感じる
- キッズランドやシネマシアターなど多彩な共有スペースに魅力を感じる。
中にはホテル顔負けのコンシェルジュサービスを備えているマンションもある。
一戸建て快適派
以下のようなご要望をお持ちの方は、戸建て暮らしに向いているのでは?
- 子どもを庭で遊ばせたい
- 子育て世代にとって、子どもがのびのびと遊べる環境は重要なポイント。
一戸建てを希望される世帯のうち、小さな子どもさんがいらっしゃるご家庭からよく挙がる声がこれ。
- より高い資産価値を求める
- マンションと一戸建ての資産価値を一概に比べることはできないが、土地を専有する分、一戸建ての方がより資産価値が高い、と考えるのが一般的。次の世代へ財産として受け渡したいと考える方など。
- 駐車場を設けられる
- 高い駐車場代が不要であるので割高でも生活設計が立てやすい。
- 2世帯同居を視野に入れている
- 「ゆくゆくは2世帯同居を…」というご家庭にとって、広い居住スペースは家選びの必須条件。
プライバシーを保つために1、2階に分かれて生活をする、というのが一般的。
長く住むならどちら?
この答えも住み心地同様、ご家族が住まいに求めるポイントに左右されるため、一概にどちらがよいとはいえません。
耐久性という点から見ると、マンションの方が頑丈に思われるかもしれませんが、定期的なメンテナンス(補修・修繕)を必要とする点では、どちらも同じ。
ひと昔前は「マンションは仮住まい。ゆくゆくは一戸建てを手に入れたい」というのが一般的な考え方でしたが、分譲マンションが住まいの形として定着した今、マイホームに対する考え方は実に多様化しています。
体が不自由になる高齢層に広がる都心回帰現象。
その一方、豊かな自然を求めて郊外に移りたがる若いファミリー層も後を絶ちません。
- マンションの耐久年数
- 現在のマンションは鉄筋で建てられることが多く、コンクリート(かぶり厚さ)が厚ければ厚いほど、鉄筋は腐食しにくいものです。コンクリートが中性化する速度は外部環境によりますが、現在は約10年に一度外壁塗装工事を実施するなどの長期修繕計画を立てて管理組合が資産価値の保全には注意をするようになっていますので耐用年数は約60年から約100年へと伸びています。
- 一戸建ての耐久年数
- 木造建築の場合、通常20年〜30年で老築化が進むため、建て替えの必要性も出てきます。現在では、さまざまな工法により木造建築でも、さらに長寿命の耐久年数を誇る一戸建てもあります。マンションのように修繕積立金制度がありませんので自ら計画を立て注意を払う事で資産価値の維持も可能です。
住まい、そしてライフスタイルに求める要素は、まさに“十人十色”。
まずはご家族のご要望をしっかりと話し合ったうえで、何を基準に住まいを選ぶべきか、じっくりと考えてみましょう。そうすることで、おのずとご家族が求める永住の地、永住の住まいの形が見えてくるはずです。